久留米大学研究者紹介
氏名 大沼 雅明 1962 生
フリガナ オオヌマ マサアキ
ローマ字 Ohnuma Masaaki
本務所属(職名) 医学部自然科学教室(准教授)
取得学位 理学博士
URL http://www.lsi.kurume-u.ac.jp/protein_biochemistry/
専門分野 蛋白質・ペプチドの生化学、細胞学一般、遺伝学一般
研究テーマ 細胞骨格の動態変化に関わる分子メカニズムの解析
極限環境微生物における環境適応メカニズムの解析
共同研究(産学連携
含む)の実績及び希望
(実績) 福島県内の空気中浮遊塵中の放射性同位元素の解析および内部被ばくの算出
(希望) 
所属学会及び社会における主な活動 日本生化学会(1989~)
日本血栓止血学会(1994~2005)
日本動物学会(2010~)
学会賞等
研究者からの
一言アピール
環境変化に対して適応できる生物は、それを可能にするためのしくみを有しており、そのしくみを分子レベルで解析することを目指しています。
教育・研究業績一覧 ■著書・ 論文・学会発表等
■外部資金獲得状況
■発明・特許
■教育内容方法の工夫(授業評価等含む)
■作成した教科書、教材、参考書
■教育方法・教育実践に関する発表、講演等
■その他教育活動上特記すべき事項
関心を持って
取組んでいる活動
通常では生物の生育が困難な極限環境においても、生存および生育可能な生物が稀に存在 する。私たちが生活している周囲でも、強酸性、強塩基性の水圏環境や65℃以上の高温環 境で生育する微生物や、乾燥環境に強い好乾性真核生物(カビ)などが単離できる。 これらの生物には通常とは異なる環境を生き抜くためのメカニズムが備わっており、その 分子的機構の解明を通して、新たな生物学的発見につながることを期待している。 例えば、藍染めに用いられる染色甕の中の溶液中では、強塩基性の環境下で生育できる細 菌が発酵を行って藍に含まれる色素を還元することで藍の染色を可能にしている。ここに 生息している細菌群は、強塩基性(かつ高張性)溶液という生育環境に適応しているため に、通常の中性条件下で生育する細菌とは遺伝子の発現パターンが異なっていることが、 ゲノム解析によって分かってきている。その中には高浸透圧の外部環境でも細胞内に水分 を保持することが可能になるような低分子化合物を合成する遺伝子群を有している細菌が 存在しており、このような水分保持に有用な低分子化合物を効率よく工業的に産生するた めに用いることができる菌株が単離できるのではないかと考えている。
最終更新日 2024/01/04

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