久留米大学研究者紹介
舞弓 京子の教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)
年月日 概要
H14/9/~現在まで 精神看護アセスメントツールを用いた患者アセスメント  ロイ適応看護理論をベースに、精神看護に必要なアセスメント項目の追加、枠組みの修正、心理社会的側面の内容の充実、発達的危機・状況的危機を理解できる項目を追加、修正して独自のアセスメントツールを作成した。授業後の学生の意見、評価、また病棟からの意見、臨地実習記録の分析などから項目の妥当性、理解度を評価し、考慮に入れ毎年追加、修正を行なっている。
H14/4/~現在まで ロールプレイによるプロセスレコードの再現  精神看護学概論で、学生各自に日常生活場面における気になる場面をプロセスレコードに記録するという課題を提示している。4~5人のグループを形成し、ロールプレイにより再現する。終了後、グループで感じたこと、場面の意味、別の展開などについてデイスカッションを行う。他者のとらえかたの相違や多様性を知ることで、自分自身の対人認知プロセスの特性や、力動などが学習できると学生の評価を得ている。
H16/9/~H18/7 地区踏査、地区視診  大学院心理学科学生に対し、地域支援を考慮するうえで、導入している。地域看護学領域では、地域の特性などを把握するうえで重要なアプローチ方法である。校区単位で実習計画を立案し、Window surveyから、関係者へのインタビューなど地域特性と、学校臨床における問題点を明らかにすることを目的としている。
H18/11/30 日本精神科看護技術協会福岡県支部一般研修会において、「家族システム論」を担当。対象は、県内および近県の精神病院に勤務する看護師。一般的家族システム、家族システム論、家族療法の理論を紹介。事例展開や、ロールプレイを用い、家族へのアプローチ、家族支援について説明した。
H18/10/24 久留米大学公開講座医学部シリーズ 第10回「こころの凝りの解消法~ストレスの上手なつきあい方」について講演した。ストレスとは何か、ストレスを解消する方法として、認知行動療法、タイムマネジメント、日本文化的リラクセーションについて紹介、リラクセーションでは禅の呼吸法や音楽をとりいれるなどの実践も行った。
H18/7/25~H20/3 久留米大学病院記録委員会の学習会講師。第1回「看護理論を学ぶ」ではロイ適応看護モデルについての講義を行った。第2回より各病棟から提示される事例についてアセスメント、統合、看護診断などについて、打ち合わせや学習会において意見を述べている。
H18/11/6、11/25 久留米大学実習指導者研修会「看護論」担当。看護理論、ロイ適応看護理論について講義、事例展開を行った。
H21/8/1  精神看護で用いる薬物について自己学習できる教材の作成を行った.精神看護では薬物量や作用は個々に異なり,中枢神経系に作用する薬物が多いため,看護師の観察力は特に重要である.しかし, 学生は,短い実習期間中に薬物療法の効果を観察することは難しく,薬の自己管理の推進により,投与する機会も少ない.そこで,学生個々が空いている時間で活用できるCDの作成を行った.内容は,治療過程ごとに分け,模擬患者に演じてもらいながら,各治療過程で訴えの多い場面を作り, 薬物療法中の患者の何を観察すべきかを問う設問を作成した.
H21/7/9~14 久留米大学大学院心理学科「臨床心理地域特論」講師.地域のさまざまなコミュニティー(学校,病院,事業所など)と臨床心理士がどのように活動すべきかについて講義した.
H22/7 久留米大学医学部看護学科看護学実習指導者研修会で「人間関係論」を担当。
H22/6/~現在に至る 久留米大学大学院「コンサルテーション論」を担当
H23/6/~現在に至る 人間関係方法論:患者・看護師コミュニケーション試験  コミュニケーションを看護技術として,認知・理解するために,試験を導入した。模擬患者との会話の後,学生はプロセスレコードを再構成し,分析・考察する。相互作用で生じる自分自身の思考・感情・行動について理解を深め,どのようにすべきか改善点を明らかにする。
令和4/度 看護師のコミュニケーション教育に,シミュレーション教育を導入した。

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